【アイシールド２１】日本代表総力戦&感動の最終回！白熱のアメリカ戦を解説
ワールドカップとは？
各国の代表が集まり世界一を決める大会です。ワールドカップにはモーガンという主催者がいます。モーガンは選手ではないですが、おまけとして紹介します。
モーガン
元NFLのスーパースターでワールドカップユースの主催者。優勝チームMVP賞金の３億円とプロの契約もモーガンが用意したもの。これまでプロのアメフト選手になった日本人はいないため、MVPになることができれば史上初の快挙となります。４５歳ながら衰えぬ肉体美を維持している。ワールドカップユースはアメリカの実力を世界に見せつけるための殺戮ショーだとしか思っておらず、生半可なプレーは決して許さない。
世界最強のアメリカ代表とは？
アメリカンフットボール大国の名に恥じない世界最強のチームです。競技名もアメリカンフットボールというぐらいなので、競技人口も桁違いです。スター選手揃いで、特に後ほどご紹介する5人のスーパースターが在籍しておりアメリカ代表史上最強と言われています。アメリカが優勝するのは当たり前で、どれだけ圧倒的な力の差を世界に見せつけられるかに重きを置いています。次からは5人のスーパースターをご紹介します！
アメリカ代表のスーパースターたち
アメリカ代表最強の五人は世界でも最強と言われており、通称「五芒星（ペンタグラム）」と呼ばれています。それぞれが各ポジションで重要な武器を持っています。それではさっそく一人ずつ見ていきましょう！
No.1 パンサー
本名：パトリック・スペンサー
世界最速の男。４０ヤード走の人類の限界といわれる４秒１の記録を持つ。
セナとは仲が良くNASAエイリアンズに在籍していた時に一度泥門と対戦経験がある。
お互いに最大のライバルであると自覚している。
かつて日本の山奥で進とも対戦したことがあるがその時は対人戦の経験が乏しく、惨敗した。
ポジション：ランニングバック
No.2 クリフォード
本名：クリフォード・D・ルイス
クォーターバックとしての才能は申し分なく、加えて40ヤードをセナと同じ4秒2で走ることができる。ポーカーでもヒル魔と互角以上に渡り合う頭脳の持ち主。頭脳だけでなくかなりの度胸の持ち主で圧倒的な勝負強さを見せる。アメリカ代表の頭脳の役割を担う。
ポジション：クォーターバック
No.3 バッド
レシーバーとしてモン太や桜庭、鉄馬との対戦が予想されるナイスガイ。映画俳優やモデルとしての顔も持つアメリカ代表きってのモテ男。とにかく派手好き。クリフォードに人気が負けていることを気にしている。
ポジション：コーナーバック
No.4 タタンカ
身長２ｍを超えるモンスター。ペンタグラムの中でも特にMr.ドンを崇拝しており、その圧倒的な骨格差で日本代表に人種の壁を見せつけることに執着している。
ポジション：ラインバッカー
No.5 Mr.ドン
本名：ドナルド・オバーマン
アメリカ大統領の息子。名前的にもトランプ大統領かオバマ大統領の血を引いてそうですね。時々大統領である父親に命令してアメリカ政治を動かしているらしい・・・
世界最強のラインマン。ベンチプレス２００ｋｇ超のガオウですら歯が立たないバケモノ。少なくとも日本語、中国語、韓国語を話すことができる。力、金、名声のすべてを持っており、この見た目でまさかの１８歳。
ポジション：ライン
大和のアメリカ戦に対する強い意志
大和は人一倍アメリカ戦への意気込みがあります。それには大和の過去が関係していました。
かつて大和はMr.ドンの母校であるアメリカのノートルダム大学付属中でアイシールド２１を名乗って活躍していました。アイシールド２１はアメリカでも最強ランナーとしての称号であり、その頂点の名を勝手に使用していることをよく思わなかったMr.ドンはその絶大な権力を行使して大和を除名しました。
レット 日本では最強と言われている大和でさえMr.ドンにとっては凡人に見えるのか・・・
また、大和はアメリカでパンサーの圧倒的なスピードを見て根源的な人種の壁を痛感し帰国することを決意しました。大和はこれらの現実を直視しいつか必ずアメリカ代表に打ち勝ってみせると誓ったのでした。
【アイシールド21】アイシールド21の正体は？本物は誰なのか？徹底調査！
いざキックオフ！
ついに運命のホイッスルが鳴り響き、試合が開始されました。日本代表は世界最強のアメリカを倒すことができるのでしょうか。
試合開始早々Mr.ドンがヒル魔をつぶしに突進して来ます。
ガオウを気絶させたほどのパワーです。ガオウに骨を折られたヒル魔がMr.ドンのタックルを食らえば骨折、いや命の危険すらあります。
そうはさせまいとすかさず栗田がブロックに入ります。しかしなんと一撃でノックダウン！気絶してしまいます。
さすがの栗田も一旦ベンチに下がります。
レット １プレー目から衝撃だったね・・・
マイム 栗田のヒル魔を絶対に守るという強い気持ちがなかったらヒル魔が再起不能になっていたかもしれないね
担架で運ばれる栗田が自分が戻るまでガオウに後を託します。ガオウはMr.ドンを殺してヒル魔とキッドを護ると約束します。
レット かつて自分が負傷させたヒル魔とキッドを護るって感慨深いよね
マイム この時のガオウはかっこよすぎる！！
栗田を失ってガオウは大和と協力してMr.ドンに襲い掛かります。
日本最強パワーと日本最強バランス力のタッグに味方もかなり期待していました。しかし！Mr.ドンはその二人のパワーをも１人で破壊してしまうのです。そこそこ力の強い凡夫が二人がかりならば頂点を崩せると思ったのかと嘲笑われます。
一方のレシーバー対決。こちらもかなりの激闘が繰り広げられます。ペンタグラムの一人であるバッドVS日本代表が誇る最強レシーバー鉄馬＆モン太。まずは手始めにモン太がキャッチを成功させてその実力を魅せつけます。自分より目立つものがどうしても気に食わないバッドの闘争心に火がつきます。バッドはモン太集中狙いでバンプを仕掛けます。しかしバッドにバンプされながらもモン太はその動きを読み切りキッドのパスを受けようとします。しかしキッドのパスを何かがはじきました。そこに立っていたのがペンタグラムで最長の２ｍ越えの人間ドームタタンカ。さらにタタンカは日本の高身長レシーバー桜庭を挑発します。ワールドカップはアメリカが世界を蹂躙するショーに過ぎないと。日本代表は勝つどころか対戦相手にすらならないと言うのです。
レット どれだけ日本代表をバカにすれば気が済むんだよ・・・
マイム まだ試合は始まったばかりだよ！日本代表の力ならアメリカ代表を本気にさせることができるはず！
ふたたび桜庭にはタタンカが張り付いています。そこにパスを出すと見せかけたキッドでしたが、それはフェイントでセナのランニングに切り替えます。そこに待っていたのが最速の男、パンサーです！
レット ついに再戦！日本とアメリカの最速ランナーが激突するね！
マイム セナが勝つに決まってるでしょ！！
セナが帝黒戦の大和との対決で完成させた時間を操る技「デビルフォースディメンション」が炸裂！しかしパンサーのほうがほんの少し速く、タックルを受けます。それでもセナはからパンサーの頭を抑えて距離をとります。神龍寺戦で阿含を抑えた時の経験がここで役に立ちました。さらには後続の大和の援護ももらってパンサーをブロックし、セナの完全勝利でタッチダウン！かと思われたその時。。。
大和の脇からするりと抜け出したパンサーが背後からセナを捉えました！
これまで一度も背後から追いつかれたことのないセナはそのまま地面に倒され、日本の攻撃は失敗に終わります。
レット セナが背後から捕まるなんて・・・
マイム もう昔進にコテンパンにされたパンサーではないってことだね！
そしてアメリカの攻撃が始まります。クォーターバックのクリフォードが素早い動きで味方へのパスを出そうとしたその時！あの男が現れます。神速のインパルスの持ち主、阿含です。
レット 阿含は味方になるとめちゃくちゃ頼もしいよね！悪党だけど出てくるとワクワクしますよね♪
【アイシールド21】金剛阿含の魅力とは？5つの名シーン&名言とともに振り返ろう！
４秒２のスピードを誇るクリフォードを止めることができるのは日本代表でも阿含、進、大和、セナぐらいでしょう。しかし、クリフォードは阿含のプレッシャーなど微塵も感じずに高速超ロングパス、通称「レーザービーム」を成功させます。この時にクリフォードが阿含に放った言葉がこれ。
“「眼中にねえんだよ お前らなんかよ」“(アイシールド２１ ３６巻より引用)
レット 阿含にこんなこと言えるってとんでもない度胸だね・・・
マイム 言ったのが日本の選手だったら確実にボコボコにされてるね！笑
しかも自分で味方からのパスを受けて４０ヤード走４秒２の高速スプリントでタッチダウンまで決めてしまいました。当然阿含はブチ切れてガオウに言います。お前がドンを突破しろ、そしたら俺が必ずクリフォードを殺すと。
しかしドンのパワーは凄まじく、未だガオウは突破できていません。そんな中１プレー目でノックダウンしていた栗田が復活します！
そしてここでヒル魔が奇策を仕掛けます。それはなんと、ヒル魔と阿含のドラゴンフライです。ついに、かつて仲たがいをした悪魔と悪魔が手を組みました・・・！！
レット この2人アメリカ戦直前までMVPを取った時の報酬について言い争ってなかった？
マイム たしかにうまくいくとは思えないね・・・
しかし予想とは違いヒル魔と阿含のドラゴンフライはめちゃくちゃうまくいきます。
仲たがいしていたとはいえ、以前は利用し合っていたため、お互いの考えは手に取るようにわかりました。
アメリカ代表でもなかなか止められません。
あまりにもうまくいくので阿含もつい笑ってしまいます。
その一瞬の気のゆるみが致命的でした。Mr.ドンが阿含の前に立ちはだかります。
さすがの阿含も反応できずにあきらめかけます。キッドもクリスマスボウルの夢を見て油断し、ガオウに潰された自分と阿含の姿が重なりました。阿含が初めて感じる恐怖、そしてあきらめ。自分のこれまでの行いを振り返れば助けにくるものなど誰もいるはずがありません。
しかし！栗田が阿含とドンの間に入り護ったのです！その隙に阿含がモン太へのパスを成功させて最後はもう一度自分でボールを受けてタッチダウンを成功させます！！
レット 阿含にこれまでひどい仕打ちを受けていたのに護るって、栗田は漢だよ！
マイム 過去は過去として今この瞬間は仲間であると認識してるんだね！
ここでホイッスルが鳴ります。
１３－２８で前半終了です。
レット 世界最強のアメリカ相手に１５点差はかなり健闘してるんじゃないかな。後半に期待ですね！
運命の後半戦開始！
後半開始早々ヒル魔はパンサーにブリッツを仕掛けられボールをロストします。
この時クリフォードの放った言葉がこちら。
“「カード捌きってのはな『あのカードを出すかもしれねぇ』って思いこませたらその時点で勝ちなんだよ」“(アイシールド２１ ３７巻から引用)
レット 確かに相手が最強のカードを持ってたら迂闊に動けないよね。さすがの勝負師といえるね。
マイム 奇策でヒル魔が引けをとるとは思えないけど。
やはり、これに対してヒル魔はとんでもない奇策を仕掛けます。
ランニングバックのセナにクリフォードをブリッツさせるというのです。直前にヒル魔がパンサーからブリッツされたことをヒントに同じことを仕返します。
しかしヒル魔と違いクリフォードにはセナと同じスピードがあるため、あっさりかわされてしまいます。
このままパスを成功させられてしまうのかと思ったその時、クリフォードの前に待っていたのは阿含。チームプレーなどは一切考えず己の感情の赴くままににクリフォード潰しに向かっていたのです。
さすがに不意をつかれたクリフォードはとらえられたかに思われたのですが、なんと阿含のタックルも間一髪のところでかわしてしまいます。
さすがにこれでは後陣も手薄になってまずいと思われたのですが、ヒル魔の本当の狙いはなんと３人目ブリッツでした。しかもその選手は日本が誇る最強のラインバッカーの進だったのです。
ヒル魔は阿含が独断でクリフォードを潰しに行くところまで予想して進を用意していたのです。
これにはさすがのクリフォードも対応できず真正面からトライデントタックルをくらい、地面にたたきつけられてしまいます。
ここで出たヒル魔の名言がこちら。
“「カード捌きってのはなァ『そんなカードは出すわけねぇ』って思い込ませたらその時点で勝ちなんだよ」“(アイシールド２１ ３７巻から引用)
レット ずっと言われっぱなしだったけど、見事な仕返しが決まったね！
マイム クリフォードの言葉をもじってるところが倍返しって感じで爽快！
【アイシールド21】ヒル魔の魅力とは？5つの名シーン&名言とともに振り返ろう！
アメリカ代表の醜態に怒り狂ったMr.ドンはここでタイムアウトを叫びます！
そして観客に謝罪するのです。最強アメリカが追い上げられる失態を見せてしまい申し訳ないと。
試合には勝っていても圧倒的でないことがどうしても許せなかったようです。
Mr.ドンは反撃の狼煙として手始めにクリフォードに土をつけた進を潰すと宣言します。
ついに進VSドンの一騎打ち。しかし真っ向勝負でMr.ドンのパワーに勝てるはずもなく進ははね飛ばれて靭帯を損傷してしまいます。
Mr.ドンはのパワーを実際に肌で感じた進から出た言葉がこちら。
“「この男のパワーを超える日本人は未来永劫存在しえまい」“(アイシールド２１ ３７巻から引用)
レット あの進が一撃・・・
マイム この時はさすがに日本代表終わったと思ったね・・・
さらにガオウは度重なるMr.ドンとのマッチアップで体がボロボロになっていました。
次で動けなくなるのではないかというマッチアップでついにガオウの必殺技が飛び出します。
その名も、「デルタダイナマイト」！頭・肩・肘の３点を同じタイミングで相手にぶつけることで威力を３倍にする大技です。
アメリカ戦前夜にチューボーから教わった秘技です。チューボーのデルタダイナマイトですらガオウを吹き飛ばす威力があります。ガオウのデルタダイナマイトの威力は想像できません。
これをまともにくらったドンはさすが体勢を崩します。しかし倒れはしません。ガオウのパワーを３倍にしても倒れないとはもはやチートキャラですね。ぐらつくMr.ドンはさすがにこのままでは大勢が不利なのでまずいと思い次の行動を考えます。パワーをいなす選択もできましたが、それは選択肢から除外されました。帝王学では真っ向から挑んでくる敵にはさらなる圧倒的なパワーで打ち倒す必要があるのです。つまり、パワーでの真っ向勝負を選択。
このMr.ドンの姿勢にガオウは一言。
“「お前は俺が考えるより遥かに精気溢れる漢だった・・・！」“(アイシールド２１ ３７巻から引用)
勝つためなら手段を選ばない弱者とは違い、不利な体勢でも真っ向勝負を挑んだMr.ドンへの賛辞です。
Mr.ドンが大勢を立て直すかにみえたその時、後ろから大和がタックル加わり、ついに。。。
Mr.ドンが青天しました！
レット 感動した！大和の念願の復讐が今達成されたね！
マイム Mr.ドンは力の真っ向勝負で応えたのに大和と協力するのは・・って思ったけどMr.ドンが圧倒的過ぎたからこれぐらいしないとね！
タッチダウンと1本差まで追いつき、ヒル魔・阿含・キッドのゴールデンドラゴンフライで最終攻撃へ移ります！
最強クォーターバック３人のゴールデンドラゴンフライから、セナ・ヒル魔・キッド３人同時のケルベロスダイブ！そして・・・
タッチダウン！！！
ついに試合終了間際で同点に追いつき、そのまま試合終了・・・！
なんと４５VS４５の引き分けで試合終了です。
レット 追いついたけど、逆転できなかったのは惜しかったね！
マイム 引き分けって、MVPとかどうなるんだろ？？
優勝は・・・？
誰もが予想していない結末を迎えました。
主催者のモーガンはアメリカぶっちぎり優勝しか考えていなかったため引き分け時の延長戦などの規定を用意していませんでした。
しかし両チームの選手は引き分けで納得するはずもなくモーガンの制圧を無視して勝手に延長戦を始めてしまいます。
さて、延長戦の結果はどうなったのか・・・
ここでアメリカ戦の描写は終わり、アルバムの１ページとして刻まれます。
回想シーンでパンサーがMVPを勝ち取ってプロになっているのでいるので、おそらくアメリカが勝利したのでしょう。
セナはそのパンサーとプロで戦うために大学に進学し、今度はライスボウルを目指して奮闘します。
【アイシールド21】堂々完結！最終回の感想&メンバーの大学進学などその後はどうなる？
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はアメリカ戦をご紹介しました。
本当に胸が熱くなる展開、結末でした。
これにてアイシールド２１は完結です。アイシールド２１は何回も読み返したマンガで、最高に面白かったです！気になった方は漫画、アニメを見てみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまたお会いしましょう！
U-NEXTではアイシールド21をはじめとした多数のマンガ・動画を見ることができます！ 無料でみれるマンガや動画も多数ありますので、まずは無料お試しサービスを使ってみてはいかがでしょうか？
————————————————————————
本ページの情報は2021年5月時点のものです。
最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。
————————————————————————
