多義の誤謬

みなさんこんにちは

今回は「多義の誤謬」についてご紹介します。

多義の誤謬とは
いつの言葉に複数の意味をもたせることでおかしな結論になっていますことです。
例えば以下の2人の会話を見てみましょう
A「親が莫大な財産を持っていたら就活しなくていいのに」
B「お前は親友という莫大な財産を持ってるじゃん」
A「たしかに」
B「だから就活する必要はないよ」
A「なんでだよ」
Bの推論の方法は間違っていません。
莫大な財産があれば就活をする必要がない→親友という莫大な財産がある→就活をする必要はない
ここでの問題は財産という言葉にお金と親友という2つの意味を持たせていることにあります。
特に親友を財産と表現することは言葉そのものの意味というより比喩として使っているために発生していますが、文章としては成立しているためこのような現象が起きてしまうのです。

身近な例
「適当」という言葉
上司:適当なタイミングで帰っていいよ
部下:わかりました
上司は仕事がある程度片付いたらというニュアンスで行ったつもりでも、
部下からすればいつ帰ってもいいのだと勘違いする可能性があります。

対策
言葉の定義を明確にしましょう。具体的には、他の意味に捉えることが不可能な表現に置き換えましょう。
先の例ではより明確な表現で、「原稿が書き上がったら帰っていいよ」などとするのが適切です。
自分の意図が伝わらなかったり、相手の意図が読み取れない場合は多義の誤謬が発生している可能性があります。

注意点
ただ、文脈によって言葉の意図は殆どの場合限定されるので多義の誤謬は発生する可能性は低いでしょう。
先の例でも「適当」という言葉をしようしましたが、これ以外に多義の誤謬が発生しそうな言葉が思いつかないほど少ない事例となります。
しかし気をつけるに越したことはないため一度自分のアウトプットしようとしている文章をチェックしてみることは良い習慣であると言えます。
英語ではend や otherなどが多義の誤謬を発生させやすい単語として認識されているようです。

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まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は「多義の誤謬」についてご紹介いたしました。
私もビジネスにおいて正確に意図が伝わらなくてイライラした経験があります。
このときは多義の誤謬が発生していないか冷静な目で確認していきたいと思います。
自分でも伝えたい内容が違う意味で捉えられるような言葉を使用していないか気をつけたいと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。